受入れた材料

受入れた材料は使用時の取出しを考慮して種類、呼び径別に分類し、土砂の上には直接置かず枕木などの適当な角材の上に置き、ステンレス鋼は炭素鋼や低合金鋼とは接触を起こさぬように分けて保管する。保管中の材料は変形、荷崩れ、錆の発生あるいは汚れが起こらないように配慮し、溶接材料は吸湿しないように管理する。一般に、配管材料は入荷が遅れ気味であるから、発注は早目に手配すべきである。材料や製品のプレハブ管は非常に広い置場が必要であるから、作業の工程を見ながら過不足なく受入れるべきで、山積みのできないプレハプ管は出来上ると同時に現場へ発送することが望ましい。材料管理では、配管図の材料表から使用するすべての材料を抜き出して入出庫表を作り、入荷した材料、工場へ払い出した材料、5管の切断と管端加工I"表38突合せ溶接管の横収縮長さ開先形状2B以下V形〔mm〕3～16BV形〔mm〕2段V形〔mm〕U形〔mm〕炭素鋼l234低合金鋼1245ステンレス鋼1347(ルート間隔3～4mm)倉庫に残つた材料の内容を正しく記入する。また、未入荷材料の入荷遅れを防ぐ処置と発注済伝票から未発注材の調査も必要である。5。管の切断と管端加工素管から配管製作に必要な管を切断し、突合せ溶接のためにその管端を加工する。

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